廃車の扱いについて

自動車廃車処分といえば、くず鉄をスクラップにするだけというイメージがありますが、実際のところはかなりの部分が再利用されています。
通常はディーラーで下取りということになるでしょうが、まだ十分動くような自動車であれば、走行距離がかなり大きなものであっても、海外の途上国などに中古車としてそのまま輸出ということもあり得ます。日本車の性能はそれだけ高く、また信頼されてもいるからです。
このような中古車扱いで流通しないものであっても、解体してパーツを取るために利用することもあります。高年式の他の自動車を修理する上ではパーツは不可欠のもので、一定の需要があることは確かです。また、パーツのなかでもエンジンなどはやはり海外に引き取られて自動車以外の他の用途に転用されるということもあるようです。
もちろん、こうしたパーツ以外の部分についても、自動車のボディの大部分は鉄でできていますので、冒頭のスクラップは鉄のリサイクルに回され、市況にもよりますがそれなりの値段で取引されます。
最後に残るのが、プラスチックなどを破砕処理したシュレッダーダストや、地球温暖化をひきおこすやっかいもののフロンガスなどとなります。これらも自動車リサイクル法が定めるところによって、環境破壊の原因にならないよう適切に処理されます。
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